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好きなことを続けてもらう為の、美と健康を届ける【美好屋商店(経堂)】

今回は、ついに登場!株式会社美好屋商店の執行役員、高澤さん!美好屋商店は社歴100年の理美容ディーラーです。当メディアでのインタビューにご協力いただいた多くのサロン様とも長年の交流をされている高澤さんに、これまでの美容業界とこれからの美容業界について聞いてみました。また最後には、若い世代が健康食品に関心をもつための、考え方について教えてもらいました。

――多くの美容師さんとお仕事されてきたとのことですが、先日インタビューさせて頂いた「YOSHINO SALON」の吉野さんも、高澤さんのことをお話されていました。

「YOSHINO SALON」の吉野さんは、20代半ばの頃からの付き合いで、彼も当時からしっかり考え方を持っていたので、今も上手くやっていますよね。彼のやっているお店は、床屋さんっぽくない(新しいタイプの)床屋さんで、しっかりとお客さんのニーズを掴んでやっています。技術だけをウリにしても床屋さんのサービス内容を根本的に変えるのはむずかしいので、内面の健康をアドバイスしたり、お客様の立場に立ったサービスを常に一番に考えていたり。

そういった常に新しい取り組みを、自分たちで実践しながら営業されているので(「YOSHINOSALON」の)お客さんにもそういう(意識を持った)層は増えてくると思います。

――美好屋さんは100年続く美と健康をいち早く提唱してきた老舗代理店です。高澤さんご自身はどの程度、美容業界に関わっておられるのでしょうか?

美好屋商店が60周年の頃なので、美容業界でのお仕事は40年ぐらいになりますね。

――40年前の美容業界はどんな状況だったのでしょうか?

私は24歳から営業を担当してきましたが、今では当たり前な『弱酸性が皮膚に良い』ということが、当時は「それってどういうことなの?」って時代でしたが、ようやくその認知も浸透してきましたね。

――長年の関係性で商品を買ってもらえるという話だったと思うのですが、最初は苦労があったのではないでしょうか。

当時から独自性の強い商品やサービスを提供していましたが、すでに美好屋商店の信用はありました。お客様との関係性と同様に、家庭的でアットホームな会社だったので、とても働きやすい環境でした。

――次はここ最近の美容業界について教えてください。SNSが美容業界に与えた影響は大きいかと思いますが、如何でしょうか?

そう思います。私たちは人間関係を脚で作ってきました。情報も脚でお届けしなければ伝わらないし、封筒では伝達が上手くいきませんでした。しかし、いまはネットによって、お客様との関係性も作れて、人間関係が希薄でない状況を作れます。

私たちも今では、LINEWORKSやオリジナルの受注発注アプリを利用してお客様と繋がっています。動画を張り付けたり、パンフレットを載せたり、写真を載せたり、便利になってきたのをすごく感じますね。だからSNSは手段として活用していかないといけないと思います。SNSでつながることはすごく良いことだと思います。

――最近ではエステサロン様の取引が非常に増えているとお聞きしていますが、どのような取り組みをされていますか?

ヒト幹細胞ブランドの『リアムール』、『リアボーテ』という商品をいち早く導入し、先ずはエステサロン様からスキンケアでご提案を進めてきました。これがすごい反響で、今では美容サロン様にもご導入頂き、すごいスピードで広まっています。最近では商品がメディアに取り上げられる事が増え、取り扱い希望のお問い合わせも増えています。

――代理店としては、どうやって売るか?だけでなく、どこから仕入れるかということも重要なんですね。目利きも備えているということですし、美好屋さんは徹底しているイメージがあります。

昔から独自性の強い商品ラインナップを心掛けてきました。「美容と健康」をテーマに商品を取り扱うためにはキャンペーンみたいな「いまブームだから」といった理由で話をしてはダメだと考えています。お客様との関係性を作って、ずっと続けていかないといけない。お客様に喜んでもらえる提案ができるように「いま」だけでなく長く必要とされる商品を見つけられるようにしたいと思っています。

最近では、カネカ様の還元型コエンザイムQ10を取り扱うようになって、そういった健康商材をサロン様に紹介していく過程では、「健康に配慮している」という話だけではなく『運動、睡眠、食事』そこを具体的にどうしているか?ということを話すようにしています。

――健康食品などの内面からサポートする商品は、外見を綺麗にする化粧品とは異なり、すぐに効果が出づらい商材です。また健康のお話は比較的、暗い話になりがちだと思うのですが、営業されていてどんなお話をされていますか。

すごくわかります。(美容師さんがお客様に対して、あまりにも健康の話をしすぎると)美容院にではなくて病院に来てしまっているようにお客様は感じてしまいます。どのように楽しく健康の話につなげられるかは重要だと思います。私はよくサロンスタッフの方から「高澤さん肌きれいですね!」って言われるのですが、そこですかさず「60代だけどこんなに肌がツヤツヤなんだよ!」って話から、例えば健康については「冷たいものは飲まないようにしている」など具体的なお話をするようにしています。

私はいま趣味で週に1回は山登りに行っているので「山頂で空気を吸って元気になっているんだよ」って、話をしたりすると健康の話題にうまくつながったりもします。

だからお水ひとつとっても、美好屋では電解水素水もいち早く取り扱いを始めていて、今のコロナ渦では難しくなってしまいましたが、サロンに来たお客様にも、ご提供するお水から健康を意識してもらったり、サロンで働くスタッフの皆さんの健康にも配慮できるようなご提案をしています。なのでやっぱり自分の実体験をその時の状況に合わせてお話しをすることが、お客様に面白がってもらえるのだと思います。

――最後に若い方にも伝えていきたいのですが、健康食品のことは自分事ではない年代のときは中々、健康に対する意識を持つことは難しいと思うんです。どういった考えを持つと良いのでしょうか?

誰しも自分の好きなことってあると思うんです。その好きなことをこれからも長年やっていくためにも、自分の体が健康であるほうが良いと思うんです。20代の頃、私はよくお酒を飲んでいたんです。好きなお酒を飲むためにも習慣病にも気を使って、肝臓を傷めない様に考えていました。

(若いころは)自分の好きなことを安心してやっていくために健康に気をつかっていた気がしますね。それは必ずしもサプリメントだけじゃなくて良いと思います。運動でも良いのだと思います。

冒頭でもお話した「YOSHINO SALON」の満ちゃん(吉野満さん)とはサーフィンの繋がりだったんです。いつまでもサーフィンしていたいねって話をしていましたね。

――なるほど「好きなことをもっとやるために、自身が健康であること」。とても素敵な言葉を頂きました。このメッセージを若い世代にも伝えていければと思います。本日はありがとうございました!

【企業情報】

◆株式会社美好屋商店
住所:東京都世田谷区経堂5-38-20
https://mroad.co.jp/

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