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【知りたい!】~前編~『ビタミンB群』について管理栄養士の先生に聞いてみた◎

執筆者

管理栄養士 大屋佳奈 (おおや かな)

給食管理の仕事を主軸に特定保健指導やレシピ開発、国家試験対策についての情報発信、学生相談、料理教室アシスタント、コラム執筆など多岐にわたり活動中。また、イラストレーター・動画クリエイターとしても活動の幅を広げている。

こんにちは!

皆さんは『ビタミン』と聞いた時、どんなイメージが湧きますか?

詳しくは知らないけど、摂取すると健康や美容に良いもの!というイメージを持たれている方が多いと思います。

その通りで、ビタミンを摂取することは、健康面に加え、美容面でも良い効果をもたらします。

特に、昨今は美容や老化防止に良いということで、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eに注目が集まっておりますが、美容に効果があるのはこれらだけではなく、他のビタミンも合わせてバランス良く摂取することが大切になります。

今回はそもそもビタミンとは何か?ということについての知識を深め、またビタミンの中でも美容の観点で注目して頂きたいビタミンB群についてお話していきたいと思います。

そもそもビタミンって何?

ビタミンとは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラルと並ぶ、生命活動を維持するのにかかせない五大栄養素の1つです。

他の栄養素とは違い、直接エネルギーや身体の組織をつくる成分にはほとんどなりませんが、他の栄養素が身体の中でスムーズに働くためのサポート役として様々な生理機能の維持・エネルギーや身体の組織を作るための代謝に関わっています。

ビタミンの中には体の中で合成できるものもありますが、それだけでは足りないため食事から摂取する必要があるのです。

ビタミンは『微量栄養素』といわれており、私たちが生きていくうえで必要な量はわずかですが、その量が満たされていないと特有の欠乏症になってしまうため侮ってはいけません。かといって、摂り過ぎてしまうと過剰症を引き起こしてしまうビタミンもあるので注意が必要です。

脂溶性ビタミンと水溶性ビタミン

ビタミンは水に溶けにくく熱に強い脂溶性のビタミンと、水に溶けやすい水溶性のビタミンで大きく分けることができます。

水溶性ビタミンであるビタミンB群とビタミンCは、たくさん摂取しても身体の中に貯蔵しておくことができず、必要な量以外はそのつど体外へ排出されてしまうため、定期的に摂取して補う必要があります。

それぞれのビタミンにどのようなはたらきがあるのかをイラストにまとめたので見ていきましょう!

この中で、本稿のテーマであるお肌の健康維持やアンチエイジングに関わる抗酸化作用を持ち、美容に深く関係しているビタミンは冒頭でもお話した通りビタミンA、C、Eであることがわかりますね。

しかし!イラストをよ~く見てみてください!

それぞれの働きの項目に必ず『ビタミンB(数字)』が入っていることにお気づきでしょうか!

TVや雑誌、webメディアなどで頻繁に取り上げられるビタミンB群のイメージは『疲労回復』『夏バテ防止』といった印象が多くなっているのですが、実は美容やお肌にもすごく有用なビタミンなんです!コレ、意外ではありませんか?

そもそもなぜビタミンBだけ『群』がついていたり、アルファベットの後ろに小さな数字がついていたりするのか疑問に思われたと思いますので、次の項目からビタミンB群について詳しく見ていきましょう!

ビタミンB群とは?

ビタミンB群について詳しく語る前に、前述しました通り、ビタミンAやCとは違いビタミンBには『群』という漢字がくっついているのかについてお話したいと思います!

その答えは、『群』という漢字の通り、ビタミンBは機能やはたらきが似たものが数種類存在し、その総称としてビタミンB群と呼ばれています。

では、ビタミンB群をさらに細かく見ていきましょう!

ビタミンB群とは「ビタミンB₁」「ビタミンB₂」「ビタミンB₃(ナイアシン)」「ビタミンB₅(パントテン酸)」「ビタミンB₆」「ビタミンB₇(ビオチン)」「ビタミンB₉(葉酸)」「ビタミンB₁₂」の8種類のビタミンの事を言います。

『あれ?ビタミンB₁、B₂、B₃と続いたのに、B₄、B₈、B₁₀、B₁₁が飛んでB₁₂なの?』と疑問に思われた方がいらっしゃると思うので、ここで1つ豆知識をお伝えしたいと思います!

先ほど紹介したビタミンB群の中に出てこなかったB₄、B₈、B₁₀、B₁₁は存在しています。

ではなぜビタミンB群として表記されなくなったのか。

そもそもビタミンBは発見された当時、水溶性ビタミンの一種として考えられていました。しかし、その後の研究でビタミンBという一つの栄養素ではなく、複数の物質でできていることがわかったのです。

そのため、発見された順番にそれぞれ「ビタミンB(数字)」といったように番号をつけるようにしました。

後に、ビタミンと呼ぶには適さないものもあることが判明し、いくつかの“欠番”を出しながら現在の“ビタミンB群”となったのです。

 

前編はここまで!

後編は『ビタミンB群それぞれの得意分野』のお話から再開させていただきますね!

後編につづく

こちらのコラムを執筆いただきました『絵を描く管理栄養士』として活動中の大屋先生についてはコチラからもご確認いただけます。

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