私たちの髪型は流行に合わせてどんどん変わってきました。今回は日本の女性のヘアスタイルの種類を紹介!2000年から2010年のヘアスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか。
2000年代に流行した髪型
ボブ
2000年頃はテレビドラマに出演される俳優さんの影響が強く、藤原紀香さんなどの芸能人の方々の影響で人気となった髪型です。この頃の現役モデルさんの髪型もショートやボブが主流となりました。
金髪ショート
音楽アーティストのヘアスタイルも当時の流行に大きな影響を与えました。2000年代は浜崎あゆみさんの影響が大きく。それまで女性のショートカットはボーイッシュなイメージでしたが、浜崎あゆみさんが金髪のショーカットにしたことによりそのイメージが変わりました。顔の周りに少し髪を残し、後ろはふんわりと立体的に仕上げたスタイルの金髪ショートの登場は可愛さとカッコ良さを両立したヘアスタイルとして流行しました。
エビちゃん風カット
モデルの蛯原友里さん(エビちゃん)の影響によって、2004年頃から毛先をゆるく内側にカールさせた巻き髪が人気になりました。JJ、ViVi、Ray、CanCamの雑誌の通称から「赤文字系ファッション」ともいわれ、女子大生・若年OLなどの20歳代前半ぐらいの女性に大流行しました。
この影響からか当時の雑誌モデルはロングヘアが主流になっていました。
盛り巻き
ファッション雑誌『小悪魔ageha』がヘアスタイルに与えた影響は大きく。雑誌が創刊した2006年頃からキャバクラ嬢やギャルを中心にボリューム感のある巻き髪が流行しました。和装との組み合わせも親しまれており、現在でもスジ入りの盛り巻きはエレガントなファッションとして根強い人気を誇っています。
2000年代のヘアスタイルの特徴
2000年代のヘアスタイルはテレビドラマの俳優さんや音楽アーティストの影響が大きく、マスが一気に流行の髪型に流れるという現象が起きました。また現在のような多様性のある髪型というよりも、同じ髪形をすることで同じコミュニティに属しているという意識を高めていたように思えます。2000年代後半から気軽に髪型を変えられるエクステンション大流行。自在にロングヘアを楽しむことができ、お洒落大好きな若い女性から支持されました。また小顔効果をねらって、カットで頭の丸みを出し、毛先は削いだスタイルになるようになりました。