Beautwell Stylist

美容界の神降臨!「シャンプーソムリエ」関川忍さん特別インタビュー

今回は、ついに登場!シャンプーソムリエの関川忍さん!経営者として「教育」「商品開発」「ディーラー」美容業界のすべてに関わる美容業界の神です。2000名以上もの美容関係者が受講したシャンプーソムリエアカデミー、及びオーソモレキュラーのアカデミーを運営。そもそもシャンプーソムリエとはどういった人物なのか?インタビューを実施しました。

関川 忍さん
元美容師。現在は美容系の商品の開発、販売からヘアケアのプロフェッショナルを育成する「シャンプーソムリエアカデミー」や、分子栄養療法を元に美しさを追求する「オーソモレキュラービューティーマスタースクール」の主宰を務める

・株式会社アイザ 代表取締役社長
・株式会社MBP 取締役
 シャンプーソムリエ主宰
 オーソモレキュラービューティーマスター主宰
・株式会社 DASH 取締役

――まずは一番気になる関川さんの肩書”シャンプーソムリエ”について教えて下さい。

シャンプーソムリエというものは世の中には存在していなくて、一番のきっかけは私の娘が重度のアトピーになってしまって。美容業界にいていろいろ調べていくと、身体に使うものの中には良くないものがあるということを知って、うちの娘にとって合うものは何かと調べていると、お風呂で使うシャンプー剤には良くないモノがある。そこでシャンプーの成分を独学で勉強しはじめて、いろんな成分が1つのシャンプーに使われていると知りました。

そこでいろんなメーカーのシャンプーを取り寄せたのですが、娘はそれでも「痒い」と言うんです。だったらと思い、自分でシャンプーを作り始めました。キッカケがキッカケなだけに、肌のことを一番に考えたモノじゃないといけないので、世の中にあるシャンプー剤の解析を徹底的に行いました。

するとテレビ局の美容専門の方のお話をする機会があったのですが「あなた面白いですね、開発者もそこまで考えて作ってる人は少ないですよ」と言って貰えて、さらには「じゃあ、あなたシャンプーソムリエね」って話になって、そこからシャンプーソムリエの商標も取って、ロゴも作りました。その後もSNSでも反響があって「シャンプーソムリエの資格を取りたい」という大学生の方からも要望があって、そこからシャンプーソムリエアカデミーという学校を設立しました。


シャンプーソムリエアカデミー:http://shampoo-sommelier.com/index.html

――設立はいつ頃の話でしょうか?

7年前ですね。教科書やスライドも作って、2日間かけてシャンプーのレクチャーをしていくアカデミーです。元々、私は娘の肌のことがキッカケだったので、教えていくことはシャンプーのことだけではなく、肌そのものについてもレクチャーします。そうやって肌にとって良いコトを突き詰めていくと、やがては食べ物に行きつく。なのでシャンプーソムリエアカデミーでは、”肌理論”、”シャンプーの成分”、”食”に関することを学ぶ体制にしました。

さらにはアカデミーを続けていくうちに、いろんな方から相談が来るようになって、必ずしも全ての相談内容に、シャンプーソムリエアカデミーの内容だけではカバーできないこともありました。そこで辿り着いたのが分子療法、オーソモレキュラーですね。もう60年以上前から研究されていることで、本部がカナダにあるのですが、化学療法では治らない病気を、栄養素を変えることで治療する研究なんです。

――そんな団体があったんですね。

各国の製薬会社との相性が悪いことから、少し迫害を受けてきた研究でもあるんです。でも彼らはずっと草の根で研究を続けてきていて、今ではすごく大きな組織になったんです。

トランプ大統領がCOVID-19に感染したときも、すぐに栄養療法に入ったので復活が早かったと言われています。シャンプーソムリエアカデミーとは別で、オーソモレキュラーに関して学べる、美容に特化した栄養学のアカデミーを開講しました。それがオーソモレキュラービューティーマスターです。4年ぐらい前から始めました。

自分の娘のためのシャンプーブランドも展開しており、さらに美容室にいろんなパーマ液やヘアカラーを卸す会社(ディーラー)を運営しながら、アカデミーで教育事業も行っています。

――美容業界のすべての分野に関川さんが関わっていると言っても過言ではないですね。それらのアカデミーを受講された方々はその後、美容業界に進まれるのですか?

受講される方のほとんどが既に美容に携わっている人たちですね。9割近くが美容師さんで、学んだことを自分の美容室のスタッフに教育したり、お客様にお伝えしたりと様々な活用をされていますね。

――美容師さんも、仕事を始めた後はなかなか学ぶ機会が無いと言いますし、美容業界の方にとっても嬉しいアカデミーですね。ところでシャンプーソムリエとして長年活動されている関川さんですが、この数年間でシャンプーはかなり進化してきた印象ですがいかかでしょうか?

かなり変わってきました。今までは安かろう悪かろうといいますか、「美容室で売られているシャンプーは良いシャンプー」「薬局にある市販品は悪いシャンプー」という認識だったと思うのですが、ここにきて市販品のシャンプーのクオリティがグーンと上がってきました。

だから「市販品=悪い」というイメージは僕の中ではもうありません。シャンプーに含まれる成分も非常によく考えられています。さらには値段が品質に反映されるケースが多く、今は市販品の平均価格は1400円ぐらいなので、それ以上の価格帯であれば、十分に効能が感じ取れるぐらいになってきていますね。

ただ、1番ダメなのが、誰一人として“頭の洗い方”を変えていないことです。これは大きな問題で、洗い方が悪いとどんなに良いシャンプーを使っても変わらなないんです。

――そこまで言い切れるぐらい重要なんですね。正しい洗髪の方法を知りたいです!

少し前から湯シャンなどのシャンプー剤を使わない文化が出てきたかと思いますが、あのシャンプー剤に頼らずにお湯だけで洗うやり方。実はあのやり方はとても理に叶っていて、洗う前にブラッシングを行うんですが、美容室では必ずブラッシングを行います。その後、38℃ぐらいの低温で汚れを洗い流す。40℃以上だと毛髪構造上、必要な油分が落ちて乾燥してしまうのでダメで、長い時は10分近く洗います。

シャンプー剤ってちゃんと洗い流さないと髪に残るんです。シャンプー剤は油でできており、油で油を洗い流しているです。だから髪に油が残っていると酸化をして変な臭いの原因になったり、マラセチア菌が頭皮で繁殖して炎症を起こして、赤みやかゆみが発生する。だからシャンプーもトリートメントもしっかりと洗い流さないといけないんです。

――そうだったんですね。トリートメント剤は少し残った方が良い、みたいなことも耳にしたことありました。あれはダメなんですね。

絶対ダメですね。トリートメント剤の方が、油が多いので絶対ダメですね。残し気味だと不要な油を髪につけていることになるんです。夕方になるとちょっとベタついてくるとか、あと髪の長い方は洗い流しがあると背中ニキビが凄くできます。背中の肌の毛穴にトリートメント剤が残って蓋をしてしまい、酸化して炎症を起こすんです。

あとは油が残っていると、髪が乾きにくくなりますね。ちゃんと流すというのはみんな出来ていないことですね。

――初歩的なことですが、みんな出来ていないことですね。

そうですね。だから髪型をふんわりさせたい方や臭いが気になる方は、トリートメント剤の洗い残しが原因かもしれないので、しっかりと洗い流すとふんわりすると思います。

――貴重な話をありがとうございました。最後の質問ですが。一般の方が、自分に合うシャンプーを見つける簡単な方法はありますか?難しい知識を必要としない方法が知りたいです。

まずは今の状態で不具合があるかどうかですね。不具合がある場合はまず、洗い方を変えて下さい。それでも不具合がある場合、市販の100ml700円以上のシャンプーでパッケージの表記やキャッチフレーズに注目して試してみてください。それ以下の価格帯のシャンプーだと、どうしても書いてあることが実現できていなかったりするので。

――わあ!それはすぐに実践できそうです。ここから先の詳しいことはアカデミーで学べるということですね。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。私も相当な量のシャンプーを触ってきました。1回の取材でも20種類ぐらいのシャンプーを試します。裏面の成分のデータと自分の肌感覚を擦り合わせる、やがては経験則的にデータとして蓄積されていきます。それをシャンプーソムリエは日々繰り返すんです。

関川さんブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/izasekikawa/

-Beautwell Stylist

© 2024 ビュートウェルスタイル Beautwell Style