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どれを使えばいい?スタイリング剤の違い&オススメ&使い方【ワックス、スプレー、ムース、オイル】

最近は様々なタイプのスタイリング剤がありますよね。ワックス、スプレー、ムース、オイル、などなど。種類が多すぎて何を選べばいいかわからない!そんな声を多く聞きます。
それぞれのスタイリング剤の特徴を知れば、スタイリング剤選びも楽しくなりますよ。今回はそれぞれの種類がどんなものなのか、ご紹介いたします。

スタイリング剤の代名詞!「ワックス」

もっともポピュラーなスタイリング剤であり、おそらく一度は使用したことがあるのではないでしょうか。そんなワックスとは、一体どういったスタリング剤なのでしょう。簡単にいうと、固形油を乳化にすることで、形を安定させてあるものです。

油がベースのため、手の温度で柔らかくなり、整髪後に髪をキープして固くなってくるものが多いです。毛先の束感を表現して動きを出したり、根元からしっかりと立ち上げたりする役割があります。

軽いセット力からハードにキープできるものまで様々なタイプが存在し、最近ではドライに仕上がるもの、ウェットな質感を持たせるものなど質感もコントロールできるような商品もあります。きちんと物を選べば、なんでもできる万能なアイテムです。
揮発することが無いため、髪に整髪料をつけている感じが多少残るものです。「何かつけている」感じが苦手な人は避けた方がよいかもしれません。

くしゃっとした質感を作りたい人にはお勧め!「ムース」

整髪成分を泡状にしたものです。ツヤが出るものが多く、保湿成分を多く含みます。
油分が少ないため髪を固める力は低いですが、逆に水分量の多いスタイリング剤なので、パーマのウェーブを再現するのに適していて、長さを問わず使いやすいスタイリング剤です。

近年はリンス成分やUVカットなど、ヘアケア的な要素を兼ね備えた物もありますね。
少量ずつ何回かに分けて握るようにくしゃくしゃっと塗布すると、一箇所に固まることなくスタイリングしやすいと思います。

固めるも艶出しもスタイリングも多種多様!「ヘアスプレー」

ハードに固まるタイプ、固まらずに手直ししやすくするためのワックスタイプ、質感をツヤっぽくして静電気なども抑えてくれるグロスタイプなど様々なタイプがあります。直接髪に噴射して使用するので、手がベタつかないことが大きな特徴です。ワックスなどに比べると粒子が細かく軽いために、スタイリング剤の重みでペタンとしにくくなります。

カールアイロンを使用した巻き髪のスタイルにふんわりとワックススプレーを使用したり、他のスタイリング剤で全体をスタイリング後にハードスプレーでしっかりキープなど、仕上げに使用されることも多いです。湿度を含みにくくなるので、クセで髪がうねったりしやすい方にもお勧めです。

ウェットな質感には「ヘアオイル」

髪に油分を与えることで、ツヤ感を与えてくれます。セット力やキープ力はありません。
なので、ストレートスタイルや内巻きや外ハネのボブスタイルに合い、動きを出すよりツルっとした質感のスタイルにお勧めです。

髪質としては硬毛、多毛、癖が弱い髪質の方にとても向いています。最近ではオーガニック系の商品も増えていて、手に残ってもそのままハンドバームや保湿クリームのようにしっとりさせられる効果もあります。

さいごに

スタイリング剤はヘアスタイルや髪質に合わせることが大切です。ストレートスタイルにムースをつけたり、ふんわりした質感のスタイルにハードスプレーをガチガチにかけても逆効果になります。美容師さんと相談して何を使うか決めるのが一番最適です。スタイリング剤を上手に使えると、日毎に違ったスタイリングや洋服に合わせたスタイリングができるようになるため、気分も変えられますよ。

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