コラム

たまには食卓に取り入れたい食材シリーズ②紫たまねぎ

飲食店のサラダなどで見かける、ちょっと気取ったイメージの紫たまねぎ。白いたまねぎに比べると、食卓にのぼることは少ないのではないでしょうか。
今回は、実は使いやすい「紫たまねぎ」の魅力を「白いたまねぎ」と比較して解説していきます。

「たまねぎ」と「紫たまねぎ」の違い

生物学的な違い

白いたまねぎはキジカクシ目ヒガンバナ科ネギ属タマネギ種に属する野菜。紫たまねぎも、この一種です。

味や香りの違い

紫たまねぎの特徴には、白いたまねぎに比べて辛みやたまねぎ特有の香りが少ないことが挙げられます。たまねぎが苦手な方の中には、この辛みや香りが苦手な方も多いのではないでしょうか。より多くの方が食べやすい。それが紫たまねぎの魅力のひとつです。

水分量はたまねぎ89.7g、紫たまねぎで89.6gとほぼ変わらず、使い勝手もほとんど変わりません。

栄養価の違い

たまねぎと紫たまねぎの栄養価は、含有量にほとんど差がありません。
エネルギーもたまねぎ37kcal、紫たまねぎ38kcalとほぼ同じです。

・たんぱく質:たまねぎ1.0g、紫たまねぎ0.9g
・食物繊維:たまねぎ1.6g、紫たまねぎ1.7g
・カリウム:ともに150mg
・カルシウム:たまねぎ21mg、紫たまねぎ19mg
・リン:たまねぎ33mg、紫たまねぎ34mg

多く含まれるカリウムには余分な塩分を排出する働きがあり、むくみに効果的です。

(各栄養素とも、りん茎、生 100gあたり)
文部科学省 食品成分データベース(日本食品標準成分表2015年版(七訂)) 第2章 日本食品標準成分表
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365297.htm
この他にもたまねぎには、うれしい成分がたくさん含まれています。

紫色の由来である「アントシアニン」はポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、老化や動脈硬化などの予防に効果的。

辛みの正体である「硫化アリル」には血液をサラサラにする働きのほかに、血糖値を下げる働きがあります。血糖値が上昇するとインスリンが過剰に分泌されて脂肪を蓄えやすくなるので、この成分の働きはうれしいですね。

また、アントシアニン同様にポリフェノールの一種である「ケルセチン」にも脂肪の蓄積を防ぐ効果があり、たまねぎはダイエットの大きな味方となりそうです。

紫たまねぎのおすすめレシピ

白いたまねぎに比べて、辛みや特有の香りが少ない紫たまねぎ。加熱調理もできますが、特に生食におすすめです!

紫たまねぎのレモンマリネ
白いたまねぎ同様に、そのままだと長期保存には向かない紫たまねぎ。マリネしておくと長めに保存できて、使い勝手がよくなります。また、酢には野菜の変色を防ぐ効果があり、美しい紫色を楽しむことができる、相性のいい組み合わせなのです。

【材料】4人分
紫たまねぎ 中1個
A:酢 大さじ1/2
A:レモン果汁 大さじ1/4
A:オリーブオイル 大さじ2
A:はちみつ 小さじ1/3
A:塩 ひとつまみ
A:粗挽き黒こしょう 少々

1.紫たまねぎは薄切りにして10分ほど水にさらし、しっかり水気を切る。保存容器を熱湯消毒しておく。

2.ボウルにAを入れ、よく混ぜる。

3. 2に1を入れてよく混ぜ合わせる。保存容器に入れて、冷蔵庫で30分程度冷やす。残ったら冷蔵庫で保存。

これ一品つくっておけば、お肉料理の付け合わせにしたり、マカロニや、レタスなどの葉もの野菜と和えてサラダにしたりと幅広く活用できます。スモークサーモンと和えた即席おつまみもおすすめ。マリネ液にはお好みで粒マスタードを足すと、また違った味わいが楽しめますよ!

まとめ

見た目がおしゃれなだけでなく、食べやすさ、白いたまねぎ+αの栄養価がうれしい、紫たまねぎ。ぜひ、普段の食卓にも取り入れてみてくださいね!

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