コラム

新茶の季節、美味しくて健康な日本茶4選!

5月は新茶の季節、立春から88日経った5月2日頃にあたる「八十八夜」は各地で新茶の茶摘みが行われます。「茶は養生の仙薬」と言われるように、日本茶には高い栄養素と奥深い味わいがあり、国内だけでなく海外にも大量に輸出されている人気の健康飲料なのです。しかもこの時期に摘まれた新茶は、格別に香りも爽やかで美味しく頂けます。今回は新茶の時期にふさわしい、美味しくて健康に良い日本茶についてご紹介します。

日本茶の栄養素とは?

お茶の葉はツバキ科の木から育ち、その年の初めに出た茶葉から淹れたお茶を「新茶」または「一番茶」と呼びます。茶葉に含まれる栄養素は時間の経過とともに薄れるため「新茶」には特に多くの栄養素が含まれています。

茶葉にはカテキンやテアニン、ビタミン(ビタミンDとB12を除くビタミンを含む)、ミネラル、GABA(ギャバ)といった栄養素が含まれ、特にカテキンは殺菌・消臭効果や食事と共に摂取することで脂肪の吸収を抑える特性もあります。さらに日本茶を習慣的に飲む人は、そうでない人と比較して認知症になるリスクが減少するという研究結果も出ています。

参照:金沢大学 - 緑茶を飲む習慣と認知機能低下との関連を発見!

緑茶を飲む習慣と認知機能低下との関連を発見!

日本茶に含まれるテアニンはお茶の旨味を引き出すだけでなく、脳内にアルファー派を分泌しリラックス効果を得ることができます。リラックスした状態はストレスからも解放されて集中力が高まります。ただし日本茶にはカフェインも含まれているため、個人の体質によっては大量に摂取することで悪影響を及ぼす可能性もあります。ですが過剰摂取しなければカフェインは頭をスッキリさせ眠気を覚ますなどのメリットがあります。

ビタミンCをはじめとするビタミン群には、抵抗力の増進や疲労回復などの効果が期待できます。また活発に細胞分裂している新芽部分に多く含まれる成分に一本鎖リボ核酸があり、これは免疫細胞を活性化する仕組みが発表されています。

急須を使ってお茶を淹れてみよう

今はペットボトルで手軽に美味しいお茶が飲めるため、昔のように急須を使ってお茶を淹れる機会は少ないと思います。ですが急須にはお茶を美味しく淹れるための先人の知恵が詰まってます。何より急須を使うことで茶葉から栄養素を直接摂取することができ、ペットボトルに比べて味わいや香りがよいお茶を楽しむことができます。そのため急須でお茶を淹れることをおすすめします。

美味しくて健康に良い新茶4選

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日本茶は種類がたくさんあってどれを選んだらよいか分からないという方のために、厳選した日本茶を4つを紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。

希少種!種子島の新茶

最初に紹介するのは種子島のお茶です。鹿児島の南に位置する種子島は、ほとんど知られてませんが日本茶を栽培しています。そして新茶は桜前線のように南から北上するため、種子島は日本で最初に新茶がとれる場所としても知られています。本来、新茶の時期は5月上旬頃が繁忙期になりますが、種子島はなんと4月上旬頃から新茶を摘み取りが始まります。

暖かい気候と日光下で育てられた茶葉は、クリーミーと形容されるほのかに甘い後味が特徴です。しかし茶畑の面積が小さいため、毎年取れる新茶の量が非常に少なく超希少種とされ、市場でも大量に販売されることがないのが欠点です。いまはオンラインショップで種子島の新茶を取り扱うお店も出てきましたが、早く注文しないとすぐに売り切れてしまうほど隠れファンが多い日本茶です。また種子島の日本茶は普段はほとんど見かけることがなく、新茶の時期にだけ楽しめる日本茶なのです。今年の新茶を逃してしまった方は、来年こそは買って飲んでみて下さい。

実は日本のお茶処!鹿児島の知覧茶

日本のお茶処と聞くと、ほとんどの方が静岡県をイメージすると思います。確かに静岡県は日本一のお茶の生産地ですが、2番目はどこかというと鹿児島県です。九州エリアは日本茶の生産量が多いエリアなのです。特に鹿児島県で生産されている知覧茶(チランチャ)というお茶は古くから有名でとても人気があります。

茶葉は暖かい気候のエリアで栽培されるため、平均気温が高い九州エリアも茶葉の栽培に適した土地なのです。温暖な気候の助けもあり、知覧茶も4月上旬から新茶の摘み取りが始まります。また桜島という噴火山から排出された火山灰によって良質な土壌が作られます。「深蒸し」という特殊な製造工程を経た茶葉は、さつま芋を思わせるほのかな甘みと深いコクを堪能できます。知覧茶は生産量が多いため、お子様が気軽に飲めるようなお茶から高級茶までレパートリーが多く、国内だけでなく海外にもたくさん輸出されています。

上品な旨味が楽しめる福岡の八女茶

こちらも九州エリアを代表するお茶の1つで、福岡県で栽培されている八女茶(ヤメチャ)があります。八女も知覧と並ぶ人気のお茶で幅広い年齢層の方に飲まれています。一般的な日本茶だけでなく、高級玉露の産地としても知られています。「玉露」は被覆という特殊な方法で栽培された茶葉のことで、お茶の苦みを抑えて旨味を増幅させます。

普段みなさんが飲み慣れているお茶の味とは全く異なる味を楽しめます。ですが被覆は摘み取れる茶葉の量が少ないため、どうしても価格が高くなります。そのため高級品として扱われ、飲む機会も少ないお茶かもしれません。お茶は苦いと思っている方が玉露を飲むと、その味の違いに衝撃を受けるはずです。それほど一般的な日本茶と玉露には味の違いがあるのです。高級な玉露は茶会などのイベントで飲まれることも多いです。ちなみに八女以外だと、京都が玉露の生産地として有名です。

日本一のお茶処!静岡の深蒸し茶

最後に紹介するのは、日本一のお茶の生産地である静岡県の深蒸し茶です。知覧茶でも触れましたが、深蒸しという製法は静岡県が発祥の地です。深蒸しでない茶葉を浅蒸しと呼びますが、静岡県は特に深蒸し茶の生産に力を入れています。中でも牧之原という地域は広大な土地一面に茶畑が広がりその景色は圧巻です。

国内での流通量も静岡の深蒸し茶が最も多いため、みなさんも普段の生活で知らないうちに飲んでいるかもしれません。それほど日本中に浸透している深蒸し茶ですが、茶葉は細かく裁断され、水色は綺麗なエメラルドグリーン色をしています。茶葉が持つ苦みと旨味、コクといった味わいのバランスが非常によく飲みやすいのが特徴です。生産量が多いため入手が簡単で、しかも価格帯もお手軽なので絶体にはずれたくないという方におすすめです。

さいごに

新茶は福茶とも呼ばれ、新茶を飲めばその年は健康に過ごせると言われています。冬の間にじっくり蓄えた栄養をつかって最初に芽吹く茶葉にはエネルギーと生命力を感じます。この機会に急須を用意して、豊富な栄養素が含まれる日本茶を飲む習慣をつけてみませんか。

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