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美容師を繋ぐコミュニティ!70名以上のコミュニティ運営【フリーランス美容師兼 相談窓口管理人(加藤さん)】

今回は、フリーランス美容師相談窓口として、青山を拠点に活動される加藤亮平さんにインタビューしました!自身がフリーランス美容師としてご活躍されるだけではなく、現在は美容師のフリーランスとしての働き方を広める活動にも尽力されています。正社員から業務委託(フリーランス)とキャリアを歩んでこられた加藤さんに、なぜ美容師を繋ぐコミュニティを運営しているのか訊きました。

まずは加藤さんのご経歴について教えてください。

現在はフリーランスとして美容師をやっていまして、それに加えて「フリーランスの働き方」を広めるような活動をしています。美容師としてフリーランスの働き方を紹介する記事も書いていまして、例えば、noteを書いたり、Twitterで発信をしています。美容師さんに限らず、何もわからずにフリーランスになる人が多いと思うんです。そういった方々向けに、確定申告の仕方であったり、様々な知識を発信しています。

今では誰でもフリーランスになれる時代になってきましたが、自分の経験をもとに役に立つ情報を発信していこうと思い、様々な活動をしています。

色々と多岐にわたって活動されているんですね。記事のクオリティも高くてびっくりしましたし、内容もとても参考になりました。

ありがとうございます!そんな恐れ多いです。

あと他には、コミュニケーションツールslackを用いて、全国の美容師さんが集まるコミュニティの運営サポートをしています。このコミュニティはフリーランスだけではなく、様々な美容師さんに参加して頂いています。

本当にいろんな活動をされているんですね。もともとは正社員として働かれていたとのことですが、フリーランスになられたのはどのようなキッカケがあったのでしょうか?

正社員から業務委託になりフリーランスに移行しました。現在ではフリーランス6年目ですね。正社員として活動していた当時は1日に12時間働いていまして、その日常に少し大変に思う時期もあり、ちょっとだけ美容師という仕事が嫌いになってしまいそうなタイミングもありました。

ちょうどその頃にTwitterを眺めていると、面白い投稿をしているフリーランス美容師の方を見かけまして、その方に話を聞いてみたいと思いました。その方のツイートからは「仕事がすごく楽しい!」というのが伝わってきたんです。その方の発言を見ていると、美容師としてお客さんに価値を提供するためには、まずは美容師側が楽しく働いていなければならないと思ったんです。

そこで私自身の考え方もガラリと変わりました。以降、当時の私のように「このままの働き方でいいのかな…」と悩んでいる美容師の方々に、「他の働き方もあるよ!」という提案をしていきたいと思うようになったんです。フリーランスという働き方は、美容業界はまだまだ浸透していない働き方なので、私の情報発信によって、多くの方にフリーランスという働き方について知る機会を届けられたらなと思っています。

加藤さんの中で正社員とフリーランスの違いは何でしょうか?

フリーランスは「面貸し」みたいな働き方になります。お店の場所は使わせもらえるものの、お店への集客は自分でやる必要があり、カラー剤などの備品は自分で用意しなければなりません。ただ、成果を題した分だけ報酬に繋がります。美容師への還元率でいうと「面貸し」の方が大きいと思いますし、何よりも時間の自由度があがるのがフリーランスの魅力だ思っています。

※面貸し:フリーランスの美容師がサロンの一角をレンタルして、自分の顧客へ施術をする働き方のこと

フリーランスになられてから今までを振り返ってみて如何でしょうか。フリーランスになって良かったと感じますか?

大変ではありましたが、結果的に良かったと思っています。何やるにしても自分次第ですね。独立することは、最初は怖いことですがそれだけやりがいもあるのです。まずはずっとブログで発信していました。最初はどんなに記事を書いてもPV(閲覧数)がゼロでしたが、やがては記事を読んで下さる方も増えていき、自分の力でお客様を集客できるようになりました。その経験は自分にとっても大きな自信になりましたし、フリーランスでなければ得られなかった体験です。何かに依存するのではなく「個人としてできることがあったんだ!」と思えるようになりました。

なるほど。美容師さんの中にはすぐに独立して自分でお店を持たれる方もいらっしゃるので、美容師さんはどちらかというと皆さんフリーランス気質なのしょうか?

そう思います。美容業界ほど独立率志向が強く、クリエイター気質が全面に出た業界って、他にはあまり無いと思います。またフリーランスなったことで、ひとりひとりのお客様とよりじっくりと長くお付き合いをさせていただくことができるので、そういった点でも美容師はフリーランスに向いているのかなとも思いました。

美容師は年を重ねるごとに出来ることに制限がかかってくるため、いかに一人のお客様と「密な関係性を構築できるか」というのは大事な点だと思います。

これからフリーランスを目指して頑張りたいと思っている方も多いと思いますが、正社員からフリーランスへの切り替えのタイミングが1番難しいと思うんです。そんな時は、具体的にフリーランス側はどういった交渉をすることになるのでしょうか?そもそも同じ店舗で契約変更するのは難しかったりするのでしょうか?

僕がもともと働かせて頂いていた美容室では、正社員から業務委託に移行したの結果、上手くいかないこともありました。色んな雇用形態の人がいると、そのお店の空気が変わってしまうことあるんです。

それは、多くのお店が多様な働き方を許容できる環境になってないということでしょうか?

私自身、経営の経験があるわけでありませんので正確なことは言えませんが、もしかすると「フリーランスの美容師さんを迎え入れる際、どのような環境を整えておくべきなのか」を悩んでいる経営者さんが多いのかもしれません。

とはいえ、美容師側は環境のせいにするのではなく、自分たちのスタンスと向き合って努力していくことが重要だと思います。もしフリーランスとして活動したいのであれば、お客さんを自分で連れてくる営業力、自分の腕で売り上げに貢献する技術力、そういった力を磨いて、面貸しして頂いたお店に最大限恩返しできるように努力することが大切だと思います。

ありがとうございます。最後にこれからの加藤さんのビジョンを教えてください!

私自身、美容師をする上で働き方はなんでもいいと思っていて、自分に合っていればそれが正解だと思っています。とはいえその中でもし今の働き方に悩んでいる人がいるのであれば「フリーランスっていう働き方もあるよ」ということをお伝えすることで、その人自身の選択の幅であったり美容師としての可能性を広げることができたらなと思い、今のような活動をしています。

私自身が昔「働き方にはもっと選択肢がある」と教えてもらったことで掬われたので、今度は自分が誰かに同じことをしてあげられたらと思っています。

人間関係に悩んでいた時期もありましたが、フリーランスになったことで、コミュニティの存在が大事だと思うようになりました。それが現在のようにnoteやSNSでの発信に注力したり、イベントを運営する原動力になっています!そういったフリーランス同士が交流する場をたくさん作っていくことができれば、フリーランスの人たちが「ひとりで不安や悩みを抱えることなく、楽しく働くことが出来るようになるんじゃないかなぁ」と思っています。

正社員だと、交流する範囲が自分が働いている美容室内に限定されがちですが、フリーランスになることで色んな制約から解放されて、美容室の外でもコミュニケーションが構築できるようになってきたっていうことですね。

はい!まさにおっしゃる通りです!

自分に合った働き方を探求し続けることの楽しさ。本日はたくさん学ばせて頂きました。本当にありがとうございました!

【加藤さんのSNS情報など】

・Twitter:https://twitter.com/ryohei2650

・note:https://note.com/freelance_ryohei/

・YouTube:

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