私たちの髪型は流行に合わせてどんどん変わってきました。今回は日本の女性のヘアスタイルの種類を紹介!2010年から2020年のヘアスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか。
2010年代に流行した髪型
ショートボブ
ショートボブとは、ひし形、ナチュラル系、前下がり、耳掛けワンレンボブなど、複数のショートボブをまとめた呼び方です。女性らしい色気や柔らかな印象を演出できるので、カジュアルなシチュエーションや服装にフィットします。毛先のニュアンスや動きで遊ぶこともできるので人気のヘアスタイルです。
かきあげ前髪
かきあげ前髪とは、ロングヘアの状態でおでこを見せるように髪をかきあげたような前髪のことです。長い髪で女性的なセクシーさを出すだけでなく、おでこを見せることで幼さやかわいさを表現することができるヘアスタイルです。同時に太眉がブームになったことが、おでこ出しと相性が良く流行となったヘアスタイルです。
ゆるふわパーマ
ゆるふわパーマとは、柔らかくてふわっとしたパーマのことです。従来のような長い髪との組み合わせでエレガントに見せるだけでなく、肩ぐらいの長さで毛先を内側に巻くボブスタイルなど、好みに合わせた様々な派生系が登場しました。イマドキ感を出すヘアスタイルとして流行しました。
マッシュボブ
マッシュボブとは、女性らしい丸さを出したボブスタイルです。名前の通りマッシュルームのような形をしており、自然な丸みが出るようなスタイルです。カットの段階でふんわりとした印象が出るのでパーマ無しでもスタイリングができるのでラクラクです。顔周りを包み込むようなヘアスタイルなので小顔効果もあります。
グラデーションカラー
グラデーションカラーとは、毛先から根元にかけて少しずつ色が変わっていくカラーリングです。毛先を中心に明るくすることになるので、髪の毛全体をブリーチする必要がなく、髪の毛へのダメージを抑えられるのが嬉しいヘアスタイルです。また、根本は暗いままなので髪が伸びてもプリンになりにくく頻繁に美容院に行かなくても良い点も若者に人気の理由です。また、毛先だけのカラーリングなので、今までチャレンジできなかったカラフルな色にも挑戦できるのが楽しいカラーリングです。
2010年代のヘアスタイルの特徴
2000年代後半から、髪色の明るさを抑え、表面の段差を見えないようにカットすることで、髪をきれいに見せる方向に。内側を毛量調整し、ワンレングス風のスタイルになりました。またワンレングス系の反対ともいえるスタイルとしてボブが流行しました。
近年はカラーリングが普及し、カットでヘアスタイルが作られるようになったため、髪のコンディションを整えることが重視されて、洗い流さないトリートメントが使われるようになり、ウォーター/ミルク/オイル剤型でラインナップされるようになりました。ヘアスタイルをキープする剤としては、昔と変わらずヘアスプレーやワックスが使われていますが、ナチュラル指向になっているのか使用率は少しずつ減少しているようです。ヘアスタイルに合ったセット性を持ち、なるべく自然で心地良い感触というバランスが主流になりました。